2009年3月5日木曜日

在宅介護支援センター

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私が在宅介護をする事になりました。

父の介護なのですが、アカンたれの父親ですから、大変だろうと思うのだ。

糖尿病、心臓疾患、膵炎などの持病を持っていて、胃がんの摘出手術で胃が三分の一しか残っていないのである。

それでも、酒をやめられず、朝から飲酒すると言う有様である。

注意しても聞かず、取り上げても隠れて購入してくるのだ。

他人なら、とっくに見捨てているのだが、さすがに我が親であるから、介護するのも当たり前であろうと思う。

ちなみに、現在入院中なのだが、退院に向けて試験外泊で自宅に帰ってきたら、またしても私の目を盗んで飲酒していた。

量も非常に多いのである。

「何とかは死ななきゃ治らない」と言うが、きっとその類なのであろう。

退院したら、また酒を飲み症状を悪くするだろうが、現時点の体調では、入院を続ける訳にはいかないらしい。

次は、命に関わると思われるが、本人次第なのでしょうがないと思う。

私は、兄弟に「これ以上は責任持てない。」と話をした。

兄弟たちも父の性格を充分理解しているので、納得してくれた。

意志薄弱で、自分の都合の良い様に人の意見を解釈する。

反省など無縁で、世の中で起こる悪いことは全て他人のせいだと思い込める性格。

私などは、幼少のころから何事につけても悪者にされたものだ。

マスコミが政府批判をしたり、野党が屁理屈を言っても私のせいにするような父である。

明らかに本人の責任なのに、滅茶苦茶な屁理屈で責任転嫁する男である。

故に、自分の健康管理も出来ず、入院治療という事になったのだが、他人の為に治療しているような印象で入院している。

我が親ながら情け無い父親である。

なぜ、そんな馬鹿親を面倒見ないといけないのか?

そんな馬鹿親でも、家族と言う者は介護しないといけないのである。

周囲の人たちは、「退院させたら元の木阿弥だ。」と言うし、「そこまで面倒を見る必要はない。」とも言うのだが、私が面倒を見なければ一ヶ月も持たずに孤独死するだろう。

我ながら人が良すぎると思うのだが、我が親の面倒は見ないといけないと思う。

しかしながら、私は糖尿病の食事療法など知識も無ければ経験も無い。

そこで、地元の在宅介護支援センターへ出かけて、話を聞いてきた。

在宅介護支援センターには、配食サービスというモノがあり、介護の状況で一週間で何食サービス出来るかが決まるらしい。

父の場合は、一週間に7食であった。

一食あたりの費用は400円の負担で済むようである。

民間の高齢者用夕食宅配弁当が、月曜日から金曜日まで5食で1980円。

在宅介護支援センターの配食サービスと民間の高齢者用夕食宅配弁当を併用すれば、後は朝食にパンと牛乳、ゆで卵で一日分の必要カロリーになるらしい。

細かいところまで提案してくれるのだ。

在宅介護をしている人やこれからする人は、絶対に一度は在宅介護支援センターに行って、相談したほうがいいと思う。

配食サービスの費用だが、高齢者の食事としては少し高価な気がするが、一人分の食事を作ればロスも出る事だし、妥当な金額だと思える。

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